舞台を見つめる子どもたちの未来のために
私たちと共に考えてください
終戦から5年目、1950年に「劇団風の子」は産声を上げました。
「北から南から・・・ 子どものいるとこ どこへでも とんでいく!を合言葉に
これまで様々な形の児童演劇活動を行ってきました。
そして、21世紀・・・
子どもを取り巻く環境は、時代と共に変化しています。
子どもたちの文化や未来が、よりよいものであるように・・・
次の世代の子どもたちに、児童演劇はなにをつたえられるのか・・・
私たちと共に考え、歩んでくださる方々を、風の子は常に求めています。
演劇を観る子どもたちを取り巻く環境を考えると、
現実は大変厳しいものがあります。
複雑化する情報社会の中では、
子どもたちだけでなく、大人たちにとっても
自分の目で見、考え、人間らしく生きていくことが難しくなっています。
「風の子」は機関誌を通じ、活動の中での自己点検、理論活動を行っています、
演劇の世界と己の理論に閉じこもることなく、
広く他のジャンルの方々と交流する機会を持つことが、
新しい創造の礎になるのではないかと思います。
たくさんの方々に《会員》《定期購読者》となっていただき、
舞台を通し、また機関誌を通して、児童演劇と子どもの文化、
そして未来を共に考えていきたいと思っています。