久しぶりに「とんからり」を風の子の稽古場で観ました。
伝承遊びや和楽器の豊かな表現にも感心しましたが、
新しい遊びがいっぱいで目が離せず、
丁々発止の息の合ったやりとりには、思わず笑ってしまいました。
ほぼ満席の客席に、
コロナの頃のポツポツと離れた客席と
マスクやマウスシールドを付けていた俳優たちを思い出し、
やっと本来のミニフェスが帰ってきたんだなと感無量でした。
終演後の「役者と遊ぼう」のコーナーでは、
演出の中島研さんの会場を巻き込んでの手遊びのあと、
作品についての質問を受け、
八王子に伝わる獅子舞について作品考証の笠井さんが答えていました。
そして、お楽しみの遊びのコーナー。
お手籠、ざる回しなど、子どももおとなも舞台に出てきて、
役者たちと楽しい時間を過ごし、稽古場ならではのゆったりとした取り組みでした。
ミニフェスは毎年、いろいろなお芝居をやっていますので、
機会があったら参加してみてください。
(高垣)