8月8日風の子九州「日記図書館~私は私をいきていく~」を
座・高円寺(東京都杉並区)で観てきました。
支援する会からは7人が観劇。
この作品は鹿児島子ども劇場と劇団がタッグを組み中高生~大学生と一緒に、
実際に予科練だった出演者の父親が残した日記からヒントを得て創られたそうです。
現代の若者が感じる理不尽、同調圧力。
その最たるものが戦争で、
特攻隊員になった少年との不思議な出会いから、
今を生きる少女がちょっと将来に向けて前向きになる。
この難しいテーマを、観客の心を離さず笑いと共感で描く、
風の子九州ならではの作品でした。
近年、小学校の演劇鑑賞教室が減っている以上に、
公立中学校で子どもたちが演劇を観る機会はありません。
ああ、中学生、高校生に観てもらいたい!
風の子は北海道から九州まで5つの劇団があり、
少し前まではどの劇団も旅公演で首都圏にもやってきて
公演を観る機会もあったのですが、
ここ何年かはコロナのこともあり、なかなか来られません。
今回は久しぶりになつかしい九州のメンバーに会うことができて
うれしかったです。
高垣