風の子のなかまたち

劇団風の子と共に、児童演劇と子どもの文化、そして未来を考えていきたいと思っています。

「秋の集い in多摩川台公園」リポート

11月24日(日)気持ちのよい秋晴れの日、

大田区多摩川台公園で秋の集いを開催しました。

4歳から60代までの幅広い年齢層、17名の参加がありました。

 

東急線多摩川駅の改札口で待ち合わせて公園へ。

公園入り口は、急階段か坂道をのぼります。この日は、坂道を選択。

坂道を登り切った先には東屋、

さらに奥に進むとイングリッシュガーデン風の庭に出ます。

レンガの小さなトンネルをくぐるとビオトープの池。

メダカすくいを楽しむ親子に出会いました。

ザリガニやオタマジャクシ、サワガニなどが生息しているそうです。

アメンボウが沢山浮いてる季節もあるそうです。

地元の方との交流を楽しんだ後、さらに公園奥に向かいます。

左手に蛇行する多摩川を眺めながら、大きな木々の間を進み広場まで。

広場で荷物をおろし、ほっと一息。

雲一つない空を見上げ、大きく深呼吸すると、

体にエネルギーが充満される感じがします。

 

秋の集いの始まりは、大森さんのバナナ体操で体をほぐします。

 

なかよし親子二組+スタッフ1名、大人グループ①・②に分かれ、

公園探検の始まりです。

風の子のなかまたちで用意した探検カードの指令は、

・ギザギザに触ってみよう

・白い物いくつ見つけた?

・空を見上げて思わず出た言葉は?

・落ち葉の匂いをかいでみよう

・東屋で一休み、聞こえた音は?

・くねくねをみつけて名前をつけよう

・お気に入りを見つけよう(落ちているモノのみ)➦必須司令

などなど、それぞれにカードを手にしての探検です。

 

親子グループは、チーム名を『グッー!』と名付け、探検に向かいます。

鐘の音に誘われ公園となりの教会を見ると、

てっぺんの十字架が真っ白。早速白い物一つを見つけました。

空を見上げて、「眩しい」「お腹空いたから何か出して」と叫ぶ姿も。

落ち葉の臭いは、「渋い」「ウンコの臭い」

《滑り台繋がって滑ってみよう》の司令では、

池の周りにある木製の斜面を登り、滑ることに挑戦します。

地元の子どもが遊ぶ姿に触発されたようで、何度も繰り返し楽しんでいました。

 

 

大人グループ①は、公園の一番奥、

遊具のある児童遊園まで足をのばして見つけたカバの遊具で、

《トンネルのあっちとこっちで挨拶してみよう》の司令をクリア。

《くねくねをみつけて名前をつけよう》では、

木の根っこを「たこまる」と名付けました。

《見つけた古墳のNo.は》の司令では、見事No1~No8まで全て見つけました。

なんと、公園の端から端までを探検しました。

 

 

大人グループ②は、マイペースのんびりグループ。

蛇行する多摩川の向こうに見える高層マンション群や富士山を眺めて、

「低木が生えている様子がマングローブのように見える。アマゾンみたい。」

ガーデンのアーチで挨拶を交わし、

数種類咲いている白い花の名前をグーグルレンズで調べたり、

草ではなく樹に成長した紫式部を見つけて感激したり。

探検司令にこだわらずに散策を楽しみました。

 

 

小1時間ほどの探検を終え、グループごとに元の広場に戻り、しばし休憩。

子どもたちは持ってきたおやつを食べニッコリ。

そして、秋の集いの〆は、

必須指令の《お気に入りを見つけよう》で集めたお気に入りお披露目会です。

グループ毎に、レジャーシートやポリ袋の上にレイアウトし、タイトルをつけました。

親子グループは『おまつり』

大人グループ①は『ちいさい秋みつけた』

大人グループ②は『秋の百貨店』

お互いの作品を見合いながら、癒やしの時間となった秋の集いを終了しました。

  


 

 

・いつもとは違った貴重な体験が出来ました。

・子どもの発想を楽しめました。

・こんなにノンビリ過ごしたのは、久しぶりです。癒やされました。

・普通の公園で、こんな楽しみ方が出来るんだと新鮮な気持ちです。

・楽しかった!!!!

・バナナ体操でスイッチが入った。

などの声が聞かれました。

 

解散後は、古墳展示室を覗いたり、鉄棒や滑り台で遊ぶ姿も見られました。

それぞれに、豊かな時間を過ごせた秋の集いになったように感じています。

参加してくださった方々、ありがとうございました。

今回は、参加できなかったみなさんとも次回はご一緒できますように!

 

リポートは寺村でした。

 

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